学外からの電子ジャーナル閲覧

updated on 04/16/2007
多くの大学では学内の電子ジャーナルの閲覧が可能になっています．このページでは，SSH2によるport forwardingを利用して自宅などの学外からそのような電子ジャーナルを閲覧する方法を紹介しています．なお，各大学の定めた利用上の注意等(例)を必ず遵守するようにしましょう．

OSはWindows95/98/Me/NT/2000/XPで，TTSSH2が既にインストールしてあるものとします．(このソフトはフリーソフトです．)

UNIX，Macでもport forwardingを利用することで同様の事を実現することはおそらく可能ですが，このページでは紹介する予定はありません．

  1. 準備

    自分がSSH2でのログインができる学内のサーバ(<例>ssh.media.nagoya-u.ac.jp)及びそのサーバから利用可能な学内のプロキシサーバ(<例>cache.media.nagoya-u.ac.jp)を調べておきます．

  2. TTSSH2の設定

    1. TTSSH2を起動し，[Setup]のメニューから[SSH Forwarding]を選択します．

    2. 続いて[Add...]をクリックして，[Forward local port]をhttpとし，[to remote machine]を学内のプロキシサーバ(<例>cache.media.nagoya-u.ac.jp)，[port]をhttpとして，[OK]をクリックします．

    3. さらに[OK]をクリックします．

    4. このまま終了してしまうと設定が保存されないので，[Setup]のメニューの[Save setup]で設定の保存を行っておくと良いでしょう．

  3. 閲覧に使用するブラウザの設定をします．すなわちプロキシサーバ(HTTP)のアドレスをlocalhost，ポートを80として，プロキシサーバを利用する設定にします．

  4. TTSSH2で学内のサーバ(<例>ssh.media.nagoya-u.ac.jp)にログインします．(電子ジャーナルの検索，閲覧などをしている間はログインしたままにして下さい．)
    初めてログインする際には"SECURITY WARNING"が表示されますが，問題なければ"Add this machine and its key to the known hosts list"にチェックがあることを確認の上，[Continue]をクリックします．
以上で作業は終了です．これで学内からアクセスするのと同じように電子ジャーナルのサイトを利用することができます．
なお，Windows XPを利用している場合，「Windows セキュリティの重要な警告」が表示される場合がありますが，プログラム名が"Tera Term Pro"であることを確認の上，[ブロックを解除する]を選択します．
終了する時はまずブラウザを終了させてから，学内のサーバからログアウトして下さい．必要に応じてブラウザのプロキシサーバの設定も戻して下さい．

分かりにくいところや間違い等がありましたら是非ご連絡ください．

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